桃の天然水とコーヒーと 希望と絶望編
おはようございます。
一応前回の記事の続きなので、前回を見ていない方はそちらを先にご覧いただくと感動が共有できるかと思います。
桃の天然水を1本買うつもりだったのにコーヒーを3本買っていた話 - かっぱのきまぐれ
私はあの日、深い絶望感に襲われ、希望を失った。
私は桃の天然水でリフレッシュしたかったのに、結果的にはリフレッシュどころかあの苦い液体を飲まなければならないという神からの無駄な試練を与えられ、屈辱を感じた。
今朝、桃の天然水が飲みたいと思い、自動販売機のボタンを押しかけたその時、私はあの絶望を思い出した。
( ゚д゚)ハッ!
まさか、ヤツが……ヤツがくるんじゃないか…??
その不安は尋常ではなかった。
しかし私はヤツがくるんじゃないか?という恐怖としっかりと向き合った。
それは勇敢なのか、将又無謀なのか。
人によっては
「無謀だ、あまりにも愚かすぎる。」
という意見の方もいるかと思われる。
無謀といえるかもしれないが、それでも私はその恐怖を乗り越えて、勝利を掴みとりたかった。
私は気持ちを奮い立たせ、恐怖で震える手をボタンへと近づけていく。
しかし手がボタンへと近づくにつれて、あの悪夢のような出来事が嫌でも思い出される。
常人なら恐怖に負け、逃亡していたことだろう。
だが、私は勇敢だった。
持久戦では到底勝てないと悟った私は短期決戦しかないと思い、圧倒的なスピードでボタンを押した。
その瞬間、時が止まったように思えた。
それほどに長く、重苦しい時間が流れた。
やはり駄目か…?そう思った瞬間、あの音が聞こえた。
ゴトン
そこにはあの悪を体現したような存在はいなかった。
そこにいたのは、私の癒しの存在であった。
天然水「助さん、格さん、もういいでしょう。」
助さん、格さん「静まれい!静まれい!」
格さん「この紋所が目に入らぬか!」
デーーーーーン
「こちらにおわす御方をどなたと心得る!恐れ多くも先の副将軍、桃天然水公にあらせられるぞ!」
助さん「一同!御老公の御前である!頭が高い!ひかえおろう!」
テーンテテテーンテテテーテーーー
そう、そちらにおわす御方こそ、桃天然水公だったのだ。
私は感動のあまり、泣き出してしまった。
まぁそれは嘘だが、美味しかった。
やはりこの喉を通る爽快感は至福そのもの。
こうして私は気分の良い朝を迎えることができた。
この経験をもとに、これからの人生も明るく生きていけるような気がしている。
さらば、また会う日まで。
今回は特に何かがあったわけでもなかったところを無理矢理広げたので前回よりもさらにくだらない記事となっています。
それでも見てくれた人、ありがとん!
ばいばい